フレックスタイム制を考えてみる②

「フレックスタイム制を考えてみる①」の続きです。

▶④標準となる1日の労働時間

「標準となる1日の労働時間」とは、フレックスタイム制において、年休を取得した際に支払われる賃金の算定基礎となる労働時間数等となる労働時間の長さを定めるものです。

▶⑤コアタイムを定める場合には、その開始・終了時刻

「コアタイム」とは、フレックスタイム制において労働者が必ず労働しなければならない時間帯をいいます。コアタイムは必ず定めなければならいものではありませんが、設ける場合には、その時間帯の開始・終了時刻を定めなければならないとされています。

▶⑥フレキシブルタイムを定める場合には、その開始・終了時刻

「フレキシブルタイム」とは、フレックスタイム制において従業員がその選択により労働することができる時間帯をいいます。このようなフレキシブルタイムを設ける場合には、その時間帯の開始・終了時刻を定めなければならないとされています。

※コアタイムとフレキシブルタイムのイメージ図

■まとめ

フレックスタイム制の残業代の支払方法について簡単にお伝えすると、フレックスタイム制の場合は、1日8時間を超えたか否か、とか、1週40時間を超えたか否か、といったことを検討する必要はありません。清算期間中の実際の労働時間が、その清算期間に対応する法定労働時間を超えているかどうかを検討すれば済みます。

一方で、フレックスタイム制のデメリットとして挙げられるものとして、従業員が揃わないと作業が進められなかったり、お客様対応が主な業務には、向いていません。また、従業員によっては労働時間の自己管理ができずに、出退勤管理がルーズになりやすいことが挙げられます。

フレックスタイム制を導入する際には導入目的を明確にし、従業員の理解と、正しい運用が大切になってきます。

大川社労士事務所
社会保険労務士 大川陽太郎
URL:http://www.okawa-lssa.jp

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